心の病を改善していく道筋|心が疲れたら精神科できちんと治療をしよう

心が疲れたら精神科できちんと治療をしよう

医者

心の病を改善していく道筋

男性

人の力で治療の手助けを

精神科というと、暗くて怖い、入りづらいといったイメージを持っている人も多いのではないでしょうか。しかし最近ではTVドラマや小説などの影響もあり、少しずつハードルの低い病院として認知されつつあります。また、ストレス社会の世の中では、うつ病やパニック障害などさまざまな心の病に苦しむ人が増えていることから、病院側も入りやすい雰囲気にしたり、建物を明るく建て直したりする努力をしているところもあります。うつ病などに苦しむ人が、まず悩むのが何科にかかればいいのかということでしょう。精神科という名前にマイナスイメージを持つ人は、心療内科を訪れることも少なくありません。しかし、心療内科は本来内科に属するものであり、精神的なものが原因で起こる胃痛や頭痛などの心身症を診るところです。ですから、心の病の原因そのものを治療したい場合には、精神科を受診することが望ましいのです。精神科専門の病院は、専門医師を初め、臨床心理士・精神保健福祉士・作業療法士・看護師などの人材はとても充実しています。心の病は薬だけで治すことは出来ません。人とのふれあいや会話をすること、治療の方法を相談して一緒に決めていくことなど、精神科のスタッフによる人の力が欠かせません。そのようなことから、心の病での受診に精神科を選ぶ人が増えているのです。

様々な療法が受けられる

精神科というと、非常に重い心の病を患った人が治療に訪れるといった印象が、以前は持たれていました。しかし心の病は早めに診察を受けることで、日常生活に支障のない治療が出来たり、治療期間を短くすることが出来たりすることもあるとわかってきました。そのために、自分や周りが少しおかしいなと感じたら早い段階で病院を訪れる人も増え、実にいろいろな症状・状態の患者さんが精神科を受診しています。精神科で診断される病として、精神分裂症やうつ病、拒食・過食症などの摂食障害、PTSD、パニック障害、アルコールや薬物依存症などがあげられます。これらの治療の道筋をつけていくのが精神科であり、時には薬物を用いたり、入院を勧めたり、患者本人ではなく家族に対して話をすることもあります。精神科では薬物療法が大きな役割を占めます。実はこれは病気そのものを治すものではなく、対症療法の役割が大きいのです。心の病の治療で一番大切なのは、患者さんの治りたいという気持ちです。気分の落ち込みや慢性的な頭痛などの症状を薬で抑えることによって、自然治癒力を高めていくというのが薬における対症療法です。そのほかにも、スタッフの人とたくさん会話を進めていく精神療法や日常生活に戻すための行動療法など、さまざまな治療法を組み合わせて心の病と向き合っていくのが精神科なのです。